【初出】1999.7.17
久々のミリタリーイラストです。「描きたいなぁ・・・」とは思いつつ、絵を描き出す瞬間の精神的なベクトルや諸事情から、なかなか描くタイミングにあわず(汗)・・・。
タイトルの「SPEEDY EXPRESS」とは、背景写真の看板(左下隅)にかいてある文字で、他にも「毎日がD-Day」とか描いてあったりしてます。
で・・・ミリタリーに詳しい方の一部は、「おや!?何で海軍と陸軍が一緒にいるの?」と思われたかもしれません。
もちろん、何の根拠もなく混在しているわけではなく・・・元ネタの部隊は、米軍の「MOBILE RIVERINE FORCE(モービル・リヴァリン・フォース)」と言う、
まさに「海軍と陸軍の共同・混成」部隊です。で、その複数部隊で構成されている中から、キャサリンが陸軍第9歩兵師団・フェリシアが海軍特殊部隊ネイビーシールズを描いてみました。
厳密には、1999年6月に埼玉県で行われた「(1960年代後半のベトナム戦争をモデルにした)RECON戦サバイバルゲーム」での記念写真をネタに使った、ミリタリーイラストを描いた・・・と言う感じで、
T中隊の「Number10 PLATOON vol.10」の裏表紙用に描いたイラストの「素材流用」「レイアウト変更」「コンセプト調整」の別バージョンです★
ちなみに・・・T中隊メンバを含む、チームトモエは第9歩兵師団の格好して写ってて、きっちり私も写ってます(さぁ、ど〜れだっ?・笑)。
かなりの人数がイラストで隠れていたり、フレームアウトしているのですが・・・ごめんなさい。(シチュエーションを明示するために)看板を優先させてしまいました(謝)。
ちなみにフェリシアが迷彩服の上にかぶっている服(!?)は、「UDT ライフ・プリザーバ(通称:浮き袋)」で、左肩のところにある黒い金属製の管から息を吹き込むと、膨らんで使えます。
数年前までは、(確認できている範囲で)これの現物を所持していたのは、T中隊の仲間内数名と「高知ボンバーズ」と言うチームさんだけだったのですが・・・近々かなりの数輸入される(もうされた!?)らしいので、ちょっと残念(笑)。
・・・実はゲームの最中にあまりの猛暑でハイになった(!?)シールズ役の方1名が、実際に膨らませて・・・フィールドのすぐ横を流れる川に飛び込みまして、帰ってきた時の第一声が「おぉ・・・結構浮くもんだなァ」(笑)。
この「事件」は、後日「シールズの川流れ」と内輪では命名され、語り継がれております(実際飛び込んでから、数十メートル下流まで流れていった・爆笑)。
それと・・・昔別のイラストで「ベトナム戦争の頃はボックスタイプのマルボロはないよォ」と言われたことがありますが・・・20本入りのは確かに無かったはずです。
で・・・これは、見た目似てはいますが・・・レーション支給のもので、入っている本数が少ないものです(だから箱が薄いでしょ★)。ちなみに後ろの写真の方々のヘルメットに刺さっているのは全部ソフトケースだったはずです。
あ・・・あと背景写真ではシールズ役の方々はタイガー柄迷彩服ですが、イラストでは時間の問題(苦笑)からリーフ柄に変わってます。
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